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Natsuki Urushihara

- 漆原 夏樹 -

本展覧会によせて

今年ははからずも子どもたちと一緒に過ごす時間が増えました、状況が状況だけにあまり外出はできずひきこもる日々のなか、初夏の庭で遊ぶ子らの姿はその在りようから様々な景色の気配を感じさせてくれました。
それは彼女らの存在そのものを象徴する形象でもあり、未知の可能性や希望の気配であるように思います。そのような日常のささやかな物語から生成される景色を描きました。
今回、作品が設置される豊門会館の窓からの風景を借景として絵画空間と接続することで、かつてここにあった日常の様々な物語や気配を想起するきっかけになればと思います。

本展覧会 作品展示風景

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