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「豊門会館 旧和田豊治家住宅」

豊門会館は、小山町の地域住民と富士紡績の従業員の福利厚生のために設立されました。建物は富士紡績社長を務めた和田豊治(とよじ)の東京向島の邸宅が移築され、1925(大正14)年に落成しました。

建物は、木造2階建の和館とサンルーム付の洋館から成る近代邸宅建築です。和館の玄関の右側には、洋風の応接間、奥に広がる庭園に面して、縁側を廻らし雁行形(がんこうがた)に配された座敷が並んでいます。洋館にも玄関が設けられ、暖炉や出窓が備えられて、庭園側にはサンルームが張り出しています。

立地は町中心部から北側に位置する豊門公園の東端に建ちます。木造2階部分の西側に,平屋を南北に構える大規模な近代邸宅です。また、開放的なつくりの庭側は,たちの高い豪壮な構えを見せてくれています。

「静岡県駿東郡小山町」

小山町は静岡県の最北東端に位置する町で、北西に富士山、北東に丹沢山地、そして東南に箱根 (金時山1,212m・足柄峠759m)を望むことが出来、それらの山々に囲まれた自然豊かな町です。古代から歴史の深い町でもあり、現代は富士スピードウェイを始めとした近代の観光スポットも存在します。観光事業に力を入れる活性化している町です。

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