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Kazunaga Katsumata
- 勝又 一長 -
本展覧会によせて
この作品は、一つの時代が終わり、新しい時代の幕開けを表現しました。
豊門会館が生まれた時代、正に資本そして経済が日本を発展させた時代だと思います。
働き手が多く集まり小山が発展したと聞いています、工場では大量生産が行われ、多くの人々が大量に物を消費していきました、けれどもそんな時代も永遠には続きません。近年いたるところで限界を感じるようになりました、経済はもちろん、政治、医療、教育、そして家庭でも問題が散見されるようになりました、時代が終焉を迎えているのでしょう。
この建物にいるとそんな時代の“うつろい”を感じさせてくれます。
今の日本は時代の移り変わりに上手く対応できていないと思います、来年はより社会が崩壊するでしょう、ただその先に新しい時代が待っています。新しい時代はお金の代わりに能力を払う時代になると私は考えています、そんな新しい時代に希望と期待を込めてこの作品を発表します。
本展覧会 作品展示風景
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